俺の精神年齢は間違いなく5歳くらいなんだけどなー
うまく心情が表現できてるとよいのだが





一応保守っとく










もどりたくない。もどりたくない。ろっかにいたい。
やっぱり、ゆうさんのいるろっかがいちばんすき。

ゆうさん、ゆうさん…

―カレー

いや

―作ってあげられなくて

いや

いわないで

―…ごめんね?

「うわあああああああああっ!はぐっ!ああわああ!!あああ!!」

未知は叫びながら顎に一層の力を込めた。もう何も噛めなくなるかもしれない、と思うくらいに。




「俺が」

「俺でよければ、つくるよ、カレー」

こんなもので償えるとは到底思えなかったが、他に何が出来るとも思えなかった。右腕があれば、未知の頭を撫でることもできたのに、と思ったが、彼女がそれを許すとも思えなかった。左腕だけでも料理はできるよな、と冷静に分析している自分が憎らしかった。
優樹とどういうやりとりをしたのかは知らないが、それが優樹と未知の結んだ約束であったことは容易に想像できた。


「…きらいなものは?」

「…ない」

本当はあったが、以前ご飯を残して八牧に怒られたことがあったので、未知は反射的にそう答えてしまった。この人は残したら怒るだろうか。

「そいつはよかった」

太一郎はボロボロになったズボンの端で血とよだれにまみれた左手をごしごしと拭き、また未知と並んで歩き始めた。

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