新たな迷宮の大地へやってきたプリンセス一行。
新ギルド作成のためにはまず職探しをしなければならない!
悩む一行。だが新たな一歩を踏み出すためにもここは泣き言を言っていられない!適当にアミダクジd…いや、厳正なる適性検査の結果、プリンセスはフォートレス、パイはソードマン、モンクはダンサーに決定した。

~第一迷宮内~

ザシュッ

プリ:フォートレスも結構楽しいかも

パイ:あたし殴られてますけどね

モンク:無傷

パイ:そらそうでしょうよ!アンタディバイドガードで守られてますもんね!

プリ:あたし、DG使うたびにモンクちゃんを庇って傷つくイケナイ世界へ旅立ちそうになる

モンク:///////

パイ:いや照れるとこじゃないし!あたし毎回瀕死だし!

パイ:まあ、冗談はおいといてさっさとレベル上げてラインディバイドまでスキル振っちゃいなさいよ

プリ:えー

パイ:えーじゃない!

プリ:だって踊ってるモンクちゃんすっごい可愛いよ?

パイ:関係ない!だいたい守る必要ないくらい強いんだから!この娘!

モンク:それは心外

プリ:むー

パイ:頼んだわよ、ほんとに

グルオオオオ…オ…ン…

プリ:…

パイ:…

モンク:…?

プリ:ちょっと聞きました?今の

パイ:ええ、奥様、しっかりと

プリ:わたくしのお耳が確かならばですよ?何者かの雄たけびに聞こえたのですが

パイ:ええ、奥様、わたくしも

モンク:あそこ

プリンセス一行が進む第一迷宮は碧照の樹海という。
一面木々に覆われ、ところどころ倒木が道をふさいでいたり、穏やかな川のせせらぎが聞こえてきたり、およそ雄たけびには似つかわしくない雰囲気を醸し出していた。

しかしそれは聞こえたのだ。

プリ:しかも、わたくしのお耳が確かならば、正面から聞こえたような気がするのですが

パイ:ええ、奥様、わたくしも

道の突き当たりは倒木でふさがれており、何者かが潜んでいるならばその奥、ということになる。

プリ:あれ、あれ、あれ…!

モンク:初FOEなう、と

プリ:でかいですね

パイ:そうね

プリ:帰ろう

パイ:そうしましょう

ぐっ!!

プリ&パイ:ぐぇ

モンク:待ちなさい

プリ:いやだいやだいやだあんなでっかい倒木の上からさらになんか見えてるけむくじゃらのなにかと戦うとか無理絶対無理いやいやいやいやああああーーー!!

パイ:これだから前衛はいやなのよ!前衛しかやったことないけど!ああでも後衛だったら苦しまずに逝かせてくれるかもしれないとかああもう遺書!遺書はどこ!?

モンク:見てて

プリ&パイ:え

つづく

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