めちゃ感動…(。´Д⊂)

ある日のこと

私はキッチンで料理をしていました

彼は目の前のテーブルで私に背を向けてノートに何か書いているようでした

彼は突然言い出しました

「ねー、もしおれが明日しゃべれなくなるとしてさ、最後になんて言ってほしい?」

「どしたの急に?」

「いいから答えてみて?」

「んー、愛してるってたくさん言ってほしいな♪」

「ふーん、そかそか」

そういうと彼は黙々と何かを書いていました

しばらくの間、私は料理に夢中になっていました

すると、彼はテーブルに頭を乗せて寝ていました

「もう、風邪引いちゃうよ?」

そういいながら彼に近づきました

彼は口から血を流していました

私は頭が真っ白になりました

急いで救急車を呼びました

しかし、搬送先の病院で息を引き取ってしまいました

彼が重い病気を患っていたことや、余命が長くなかったことを後から先生に告げられました

家に帰って、思い切り泣きました

もしもっと早く気づいてあげられたら

ふと、一冊のノートが目に入りました

彼が最後に書いていたあのノートです

彼を助けるのに夢中になっていて、あのときは存在に気づきませんでした

私はノートの中をみてみました


きっと、おれの命ももう終わってしまいそうなので、ここに遺言を残しておきます。

まず最初に謝らなければいけないね
病気のこと、おれの命が長くないことを黙っていたこと
おまえが悲しみに暮れる姿を見たくなくて言えなかった
ほんとにごめんな

お前との日々はほんとに幸せだった
毎日が笑いにあふれてた
お前となら結婚したいって思った
でもできなかった
ずっと共に歩んでいけないから
お前を支えられないから
守ってやれないから
幸せな家庭を築けないから
だからお前は、お前を幸せにしてくれる人を見つけて、おれの分まで幸せになって
おれからの約束だよ

最後におれからお前に言いたいことがある
ほんとは直接いいたいけど、もうしゃべる余裕ないから書くね

お前のこと愛してる。
何よりも愛してる。
ずっと愛してる。
何があっても愛してる。
死んでも愛してる。
愛してる。
愛してる。
愛して

ノートはたくさんのシミと
鮮やかな赤の、彼が作ったインクで染まっていました

そこにまた、新たなシミが一つ二つ
私の目から透明なインクが落ちた…








全く共感出来ない件

中学生は暇なんだな

コメント

Ley
2013年4月18日17:04

感動した自分に感動しているのかも知れん。

あき
2013年4月19日0:32

なるほど

可愛いと同じか。

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