きみとおなじみらいは…
2010年9月4日 にゃると~if~ コメント (1)やっと、見つけた…
「ナル…ト…?」
彼から預かったチャクラ刀を思わず強く握りしめた。
夢に現れた英雄がロウランを救ったなんて嘘。
あなたが私を救ってくれたんだよね。
ミナトさんの術で記憶を失ったなんて嘘。
全部言いたい。
でも、あなたは知らないね。
忘れちゃったもんね。
「?」
「このあたりで龍脈の乱れを感じました…。我々一族は龍脈の流れを感じる事が出来るんです。」
「へーーーーw姉ちゃんってばすげえってばよw」
姉ちゃん、かあ。20年前は私と同い年くらいだったのにね。
「なぁにデレデレしてんのっ…よっ!!」
「んぐッ」
「少し…昔話をしてもよろしいですか…?」
少しむせながら彼は頷いた。
「お、おう」
「むかしむかしのお話です。まだロウランが栄えていたときのお話。」
私は懐かしくてついついチャクラ刀を撫でていた。
「あれ?その刀…」
彼はしきりに腰のあたりを探していた。
その刀はここですよ、と言いたい。
大事に研ぎ過ぎて、相当小さくなっちゃったけれど。
私は彼に気づかれないよう、柄に刻まれた木の葉の紋を隠した。
「ナル…ト…?」
彼から預かったチャクラ刀を思わず強く握りしめた。
夢に現れた英雄がロウランを救ったなんて嘘。
あなたが私を救ってくれたんだよね。
ミナトさんの術で記憶を失ったなんて嘘。
全部言いたい。
でも、あなたは知らないね。
忘れちゃったもんね。
「?」
「このあたりで龍脈の乱れを感じました…。我々一族は龍脈の流れを感じる事が出来るんです。」
「へーーーーw姉ちゃんってばすげえってばよw」
姉ちゃん、かあ。20年前は私と同い年くらいだったのにね。
「なぁにデレデレしてんのっ…よっ!!」
「んぐッ」
「少し…昔話をしてもよろしいですか…?」
少しむせながら彼は頷いた。
「お、おう」
「むかしむかしのお話です。まだロウランが栄えていたときのお話。」
私は懐かしくてついついチャクラ刀を撫でていた。
「あれ?その刀…」
彼はしきりに腰のあたりを探していた。
その刀はここですよ、と言いたい。
大事に研ぎ過ぎて、相当小さくなっちゃったけれど。
私は彼に気づかれないよう、柄に刻まれた木の葉の紋を隠した。
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