寂しさと期待が

2022年3月31日 日常
こんなに胸に迫るとは思わなかったんだわ

息子と風呂に入ってて
あぁ、こんな息子も大きくなっていって、
きっと1人で風呂も入れるようになるし
1人で寝られるようになるし
友達と遊ぶ時間も増えていくんだろうなって思った
そしてそうあってほしいと思ったら
今も可愛いけど2歳ぐらいの時が凄く可愛かったなぁと思ってしまって

大きくならないでーって冗談で言った

息子はなんでー?って聞き返すから

お父ちゃんを置いていかないでーって言った

そうしたら「お父ちゃんがずーっと先にいるからずーっといつも追いかけてるんだよー」って言うから

そうか、彼からしたら私は30年も先にいるんだ
そうして彼は私に追いつこうと思って毎日成長してるんだ
と思うと無性に愛おしくなって可愛く思えて
なんてこいつは良いやつなんだろうと

なんかしょーもないことで怒ったりしてごめんねって思った

むしろこっちがいつも置いていってしまってたのかななんて
寂しい思いしてたのかななんて
こっちからしたら毎日凄い速さで成長する子供達に負けないように
自分も親たろうとしているし、そう求められてるんだろうと思うから
一緒に行こうというよりは少し先を歩くイメージでいたので
なんとなく目から鱗であった

そうやって親を必要としなくなる寂しさと
そうして社会性を身につけていってくれよ、という期待で
目頭が熱くなったのであった

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